アルコールインクアートを始めよう!
今日は、
アルコールインクアートってなーに?
何が必要?のお話です。
最近日本でも徐々に目にする機会の増えてきたアルコールインクアート
フルイドアート(Fluid Art)とよばれるアートの一種です。"Fluid" とは、流動的、液体、などの意味があります。
筆で描くものではなく、キャンバスや紙にインクなどの液体を流したり落としたりして、偶然が作り出す色合いやデザインを楽しむことができるアートです。
主に欧米やカナダ、ロシア、オーストラリアなどで人気の高いアートです。
偶然を楽しむアートでもありますが、描き方には色んな技法がありそれを自由に使うことで、自分らしさを表現できる奥の深いアートでもあります。
アルコールインクアートに必要なものは、最低限3つだけ!
1.アルコールインク
日本でいちばん手に入りやすいものは、コピックインクです。
コピックマーカーの補充用インクを使用します。コピックインクは世界中のアルコールインクに使用されている人気の高いインクです。海外で購入するには、驚くような値段になりますのが日本では1本400円前後で購入できます。
全部で358色もあり、どの色を選べばいいのか迷ってしまいますね。
2.濃度90度以上のアルコール
薬局やAmazonでも簡単に購入できる無水エタノールを使用します。
描くものの種類によっては、IPA(イソプロピルアルコール)を使用することもありますが、IPAは毒性がありますので、使用には注意が必要です。
無水エタノールは、掃除にも使用したり、生理食塩水で薄めて消毒用アルコールにも使用できる身近なものですので、アルコールに強いアレルギーのない方でしたら、安全にご使用いただけます。
ただやはり、引火性があることや、揮発させて使用することを考えて、きちんと換気しながらしましょう。
⒊ユポ紙などの耐水紙
最近ではユポ紙の他にアルコールインク用の様々な用紙が購入できるようになりました。
描きたいアートによって、用紙を変えることで、より多くの表現が可能になります。
インク染みができにくい用紙や、ラインが出やすい用紙、メタリックが綺麗に乗る用紙や、グラデーションが綺麗に出る用紙などたくさんの種類や、大きさ、厚みがあります。
耐水紙の他にも、撥水加工のされていないガラス製品やアクリル板、タイルや陶磁器、プラ板などにアートすることもできます。
マグカップなどは、スプレーニスなどでコーティングすれば、器として使用することも可能です。
これら3つのものがあれば、アルコールインクアートはできます。
耐水紙に、アルコールインクを垂らして、それを無水エタノールで薄めて広げていきます。
自然に乾燥させて描くこともできますが、ドライヤーなどの風を操りインク×アルコールを動かしながら乾かすことで多彩な表現が可能になります。
使用する風は、ドライヤー以外にも、息を直接フッとふきかけたり、ストローでフーッとふいたり、ブロワーでシュッシュと風をかけてもできちゃいます。
高濃度のアルコールを使用しますので、目に入ったりしないように気をつけてあげれば、小さなお子様でも十分一緒にアートが楽しめます。
ただアルコールに強いアレルギーのある方は、お体とご相談の上、十分お気をつけください!
みなさん一度アルコールインクアートを体験すると必ずと言っていい程ハマってしまいます💓
今日は、さくっとこの辺で。
またちょこちょこアルコールインクアートの情報を載せていきます!
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